債務整理に陥る多重債務者とは

多重債務者になると債務整理が必要になるといわれることが多いですが、この多重債務とはどういった意味なのでしょうか。多重債務とは、複数の消費者金融などから借金をしている人のことを指します。多重というのは複数という意味で、債務というのは借金などを指すと考えればよいでしょう。多重債務になった人のすべてが債務整理をするわけではありませんが、多重債務になると返済が苦しくなってくる人が多いようです。

多重債務になる原因は簡単で、お金が無くなってきたときにほかのところからも借りることが原因となるケースが多いです。たとえば、ある消費者金融から借り入れをした場合に、その消費者金融ではもうこれ以上借りることができないという状態にまで借りてしまうと、また別の消費者金融から借りるようになります。このようなことを繰り返していると、いずれどこからも借りられなくなり、借入金額も大きくなりますから返済に行き詰ってしまうわけです。また、返済のために借りるということを続けていると多重債務になりやすくなります。

ある消費者金融へ返済するために別の消費者金融から借りるということを繰り返していると、利息の金額はもちろん膨れ上がっていきます。いつまでもこれを繰り返していくことができれば理論的には返済は可能ですが、いくらでも貸してくれる消費者金融はありませんからいずれ借りることができなくなり、債務整理を余儀なくされるケースもあります。

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