夜逃げする前に債務整理を検討すべき理由

借金問題から開放されたいと夜逃げを検討する人もおられます。夜逃げする事によって得られるメリットはあまりにも少ないです。デメリットの方が多いです。夜逃げをすると、行政のサービスを受けられなくなります。

住民票を移動させると、債権者が追ってきます。住民票を移動させる事が出来なくなります。選挙権は無くなりませんが、投票券は自宅に届きます。他の地域に夜逃げしている場合、投票券を取得出来ません。

したがって、実質、選挙権を持てなくなります。健康保険を持つ事が難しくなります。住居を持つ事も困難です。住所がない場合、仕事の面接で困る事になります。

仕事に就く事も厳しいでしょう。債務整理の手続きを行うと、まず取り立てが止まります。弁護士もしくは司法書士に依頼すると、依頼した専門家が債権者へ受任通知を送付します。相手方が受任通知を受け取った時点で、債務者への取り立てはストップです。

夜逃げしなくても、債権者の厳しい取り立てを止める事が出来る訳です。債務整理は、法律に基いた正しい手続きなので、手続き後にトラブルが起こりません。任意整理、個人再生、自己破産のどの手続きを行なっても、手続き後に債権者とトラブルにはなりません。任意整理であれば、債権者との減額交渉は専門家が行なってくれます。

個人再生と自己破産は裁判所に申し立てを行う手続きです。債務者自身が債権者とやり取りする必要がないため、精神的な負担、苦痛はほとんどありません。夜逃げは、逃げ続けるほど精神的な負担が増していきます。どちらが良いかは明白でしょう。

借金で夜逃げを考える前に債務整理を検討してください。長期的にみて、債務整理のほうが得なのは明らかです。借金問題を抱えておられる人の参考になれば幸いです。

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