お金に困っているときには、消費者金融から借り入れを行う人も多いと考えられます。返済期日までに支払いができないときには、遅延損害金が発生することでさらに借金額がかさむことが考えられますし、支払い不能の状態に陥って多重債務を抱えてしまう可能性もあります。多額の債務を背負ってしまったときには、法的な手続きとして債務整理を行うことが可能ですが、その中で任意整理を行う人が増えています。任意整理では消費者金融と交渉する必要性があるために、専門家に依頼することで和解をする手続きになります。
多くの消費者金融では法律で制限されている上限金利を超えた金利で貸し付けを行っていましたので、正しい金利に基づいて借金額を計算するこことによって支払い金額を減らすことが可能です。弁護士を始めとした専門家に債務整理の依頼をするときには、着手金の他に成功報酬が発生することが一般的です。消費者金融からの督促を止めたり、金利をカットすること、過払い金が発生しているときに返還請求を行って実際に返還を実現したときなどは、成功報酬という形で支払いを行います。具体的に借金の減額などを達成したときには、成功報酬として減額した金額の10%から25%ほどを報酬として弁護士に支払うことになります。
債務整理の手続きには、税金やその他の実費などもかかることが考えられますし、裁判所を経由する手続きを行うときには切手代や印紙代についても考えておく必要があります。法律事務所によっては出張相談を実施しているところもありますが、出張費については事務所によって異なる金額になります。このように手続きを行うことによる費用について、事前に弁護士に質問することで把握した上で債務整理をすることが大切です。