債務整理と個人信用情報について

債務整理をすると個人信用情報に傷がつくと言われることがあります。個人信用情報とはいったいどのようなものなのでしょうか。誤解を恐れずに言えば、金融機関との取引状況だと考えればわかりやすいでしょう。借金やクレジットカードなどの申込み、あるいは利用などの情報です。

個人信用情報に傷がつくと言われる状況は、約束通りに返済をしなかった場合のことです。滞納をしたり、あるいは債務整理をしたりした場合には、その情報が記録されます。個人信用情報は金融機関で共有されます。実際に情報を保管しているのは信用情報機関と呼ばれる会社です。

債務整理をすれば、その情報が信用情報機関が登録をして保管します。その後に銀行へ借金の申込みをしたとしましょう。銀行は信用情報機関に問い合わせるのが一般的です。そして、もしも債務整理の情報が登録されていた場合、審査には落とします。

このような流れになって情報が共有されますから、個人信用情報に傷がつくとその後は借りることができなくなると考えておいた方が良いです。債務整理を行った情報は信用情報機関に記録されますが、その情報は永遠に続くものではなく、一定期間保存されてその後は抹消されます。信用情報機関はいくつかあり、それぞれで保存される期間は異なりますが、だいたい5年から10年です。最長で10年ですから、10年経てば個人信用情報が元になってローンの審査に落とされると言ったことは考えにくいです。

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