過払い金の請求をする前に、弁護士や司法書士に相談するのは無料です。相談して過払い金があると決まってから、依頼手続きをしてもいいのです。もし発生していない場合は、無料相談を受けたところで終わりです。相談料以外のお金はかからないので、まったくデメリットがないのです。
過払い金の発生率が高い方は、以前に消費者金融ローンに依存していた方です。ローンで生活費を調達していた状態ならば、借りる金額も少額ではないはずです。かなりのまとまったお金を借りては返済し、すぐに借りるという使い方をしていた方が多いでしょう。消費者金融から100万円を超えるほどの利用残高があり、返済に長期を要したという方は、過払いが発生している可能性が非常に高いです。
銀行などの低金利ローンに関しては、発生している可能性は低いです。過払い金の発生の有無を決めるのは、グレーゾーン金利で借りていたかどうかです。現在は利息制限法の最高金利は20.0%であり、それ以上の金利で貸付けされることは認められていません。過去に20.0%を超えた金利で借りていたなら、利息を払いすぎていたと考えていいでしょう。
利用明細を見て、以前に20.0%超で借りていたなら確実に過払い金が発生していますが、大切なのはその金額です。僅かにしか発生していない状態なら、返還請求をしても手間とお金がかかるデメリットのほうが大きいです。費用対効果も考えながら、行うべきかどうか判断しましょう。事前に弁護士や司法書士に相談し、返還請求を行うべきかアドバイスを受けましょう。